横須賀市文化会館は、市民文化の殿堂を自負して昭和40年に建設されました。
昭和40年は西暦でいえば1965年ですから今年で50年を迎えます。
かつては、ワンスロープ形式を取り入れた超近代的な会館として注目を集め、多くの芸能人がこのステージに立ちました。
中ホールやギャラリーは、横須賀の文化の中心として写真展や絵画展、盆栽展など様々な展示会が多く開催されています。
文化会館の東側には昭和45年に開館した横須賀市自然・人文博物館があります。
ここでは三浦半島の自然や動植物の生態など自然科学部門の貴重な資料を展示しており、三浦半島の幅広い品々を鑑賞できるのが魅力です。
自然・人文博物館の付属施設としては、馬堀町にある馬堀自然教育園、佐島にある天神島臨海自然教育園、横須賀駅前にあるヴェルニー記念館などがあります。
これらの施設についてはまた後日…
これらの施設の北側には中央公園がありますので、そちらについては中央公園のページをご覧ください。
文化会館と自然・人文博物館の敷地内には様々な芸術作品を見ることが出来ます。
文化会館の東側には「自由の女神」の像…
名前は一緒ですがアメリカのそれとは異なります。
この像は、日本を代表する彫刻家で「長崎平和記念像」の制作者でもある北村西望氏の昭和35年の作品で、昭和52年市制施行70周年記念にあたり、所有者の村瀬春一氏から市が寄贈を受けこの場所に安置されました。
建立に当たっては北村西望氏からも「この像が横須賀市民に愛と喜びをもたらすことを祈ります」というお言葉もいただいたそうです。
そのほかにも自然・人文博物館に隣接する庭園には西村西望氏の作品のほかに「わだつみ像」の制作者 本郷新氏の作品も安置されています。
これらの作品群や中央公園のモニュメントなどを考えると「平和を祈る」公園ともなっています。
文化会館、自然・人文博物館、中央公園に行くときはぜひ文化を感じるとともに平和への祈りも捧げてみてはどうでしょうか。
ロケ地情報:
流星の絆(TBS 2008年)
ウルトラマンネクサス(TBS 2004年)
人間の証明(フジ 2004年)