田浦3丁目の交差点を山側に入っていくとそこには田浦梅の里があります。
2月から3月にかけての梅のシーズンには梅が咲き誇り多くの観光客でにぎわいます。
1934年(昭和9年)に今上天皇のご生誕を記念して、大六天宮の鎮座する60アール(6反歩)の山林に田浦梅林組合員36名が一致協力して梅の幼樹、中樹併せて700本を記念植樹したのが「田浦梅の里」の始まりです。
平成17年2月4日には天皇陛下、皇后陛下、紀宮様が見学もされました。
また、田浦梅の里から続く田浦緑地は、地元田浦の住人で大学教授であり詩人でもあった石川宏氏により1976年(昭和51年)に約36万平方キロメートルの山林が寄付され、市制施行70周年記念事業の一つとして整備されました。
田浦梅の里への入り口は、商店街を抜け、民家の間を抜けていくとあります。
梅の季節にはのぼりと案内標識に従って歩いていくとすぐわかると思います。
また、道すがらの商店などには田浦梅の里案内マップなども置かれています。
田浦梅の里に上っていく道は、急な階段と、ややなだらかな階段とありますが、眺めがいいので急な階段を選んだ方が上っただけの感動があると思います。
案内に従って歩いていくと、田浦小学校の子どもたちが作ったかわいらしい案内板も…
そして、さらに階段を上っていくとこの山林が選ばれた一つでもある大六天宮があります。
その手前には発祥の地の記念碑も建立されています。
さらに上るとそこは梅の咲き誇る田浦梅の里…
梅も紅梅、白梅ときれいに咲いています。
時期によっては足元の水仙などもきれいです。
梅を楽しみながら整備された道を歩いていくと急に目の前が開けて田浦緑地へとつながります。
振り返って見下ろすときれいな梅の絨毯が眼下に広がります。
田浦緑地の頂上にある展望台からは三浦半島はもとより、東京湾や横浜の方まできれいに見渡せます。
眼下に広がる田浦緑地には芝生の張り巡らされた広場や、アスレチックなども…
また、近くには田浦青少年自然の家もあり夏などは子供会などのキャンプや野外活動などでもにぎわいます。
2月から3月にかけての梅の季節にぜひ田浦梅の里でお花見をしてみてはいかがでしょうか。
運が良ければ梅に鶯の鳴き声なども聴けます。
田浦梅の里